今日ここで、

生活を整えるための記録。

料理家のケンタロウさんのエッセイ、ケンタロウと秘密の料理

道具箱 を久しぶりに読んだ。

ケンタロウさんの炊飯器に対する思いなんかが書かれていた。

面白いと思ったのが

 

” 現在の炊飯器のレベルというのは恐るべきものだ、かまど炊き風とか

高い圧力をかけるとか、玄米やおかゆまで炊けてしまうとか。

日本のエンジニアってどうしてそこまで情熱を燃やすのだろう。

率直にいってオーバースペックですらあると思う。 ”

 

同感である。私が炊飯器を離れたのは機械オンチのわたしには使いこなす

ことができなかったのかもしれない。またパーツが多く面倒なのも理由だが。

 

あと

 

” 残念ながらデザインには料理人の所作の美がなく、あまりほめられたもので

はない、一時よりだいぶこなれた感はあるけれど、炊飯器はキッチンで一人だけ

浮いている ”

 

まさにその通りである。 

炊飯器についてここまで、料理家が深く掘り下げてそのものに焦点をあてた意見を

聞けるのは非常におもしろいとおもった。

 

オーバースペックだと感じたら、ライフスタイルもシフトダウンさせねば。

情報に流され流され、意外とミーハーなわたしの選択肢は制御しないと

いつの間にかハイスペックを求めていますもので、、、

 

 

ケンタロウと秘密の料理道具箱 (集英社be文庫)

ケンタロウと秘密の料理道具箱 (集英社be文庫)